パソコンの書類作成代行|ソフト別の料金と依頼先

パソコンでの書類作成を外注する場合、ソフトによって単価が違います。 Word の A4片面が3,000円程度、Excel が4,000円程度、PowerPoint が1スライド3,000円程度が目安です。
Excelのほうが高いのは、計算式や帳票の構築が伴うためです。同じ1枚でも作業量が違います。
この記事では、何にいくらかかるのかと、依頼先の選び方を整理します。
料金は2026年9月時点で各社が公開している価格をもとにした目安です。実際の費用は依頼内容によって変わります。
まず確認する4項目
見積を取る前に、以下を整理してください。
| # | 確認項目 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 1 | どのソフトで作るか | Word・Excel・PowerPointで単価が違う |
| 2 | 新規作成か、既存ファイルの修正か | 修正のほうが安い |
| 3 | 計算式やマクロが必要か | 別見積になることが多い |
| 4 | 誤字脱字の確認まで頼みたいか | 校正は対象外の業者が多い |
2と4は見落とされやすい項目です。先に確認しておくと、見積の行き違いが減ります。
ソフト別・作業別の料金
同じ「1枚」でも単価が違います。
| 内容 | 単価の目安 |
|---|---|
| Word A4片面 | 3,000円程度〜 |
| Word(表やイラストを含むレイアウト文書) | 4,400円程度 |
| Excel A4片面 | 4,000円程度〜 |
| Excel 請求書・見積書の原紙 | 4,400円程度 |
| Excel 複雑な帳票 | 6,600円程度 |
| PowerPoint 1スライド | 3,000円程度〜 |
| グラフ・図・表(1カット) | 3,000円程度〜 |
| チラシ・ポスター | 11,000円程度 |
なぜExcelは高いのか
入力するだけでは終わらないためです。
Wordは文章を入力してレイアウトを整える作業が中心です。Excelは、そこに計算式の設計が加わります。
- どのセルに何を入れるか
- 集計の式をどう組むか
- 入力規則やエラー処理をどうするか
この設計部分が単価に反映されます。 単なる表の入力なら、Wordと同程度で済む場合もあります。見積時に「計算が必要か」を伝えてください。
複雑な計算式やマクロは別見積
VBAやマクロを使った資料は、通常の料金表の対象外になるのが一般的です。
- 複雑な計算式・マクロを使った資料:22,000円程度〜(別途見積)
- VBA・マクロの作成とマニュアル:10万円程度
自動化を伴う依頼は、桁が変わります。 該当する場合は、仕様を整理してから相談してください。
「作成」より「修正」のほうが安い
見落とされやすい点です。
| 作業 | 料金の目安 |
|---|---|
| 新規作成 | 2,000〜6,600円/枚 |
| 既存ファイルの修正 | 1,000〜3,000円/枚 |
手元にファイルがあるなら、それを渡すほうが安く済みます。 ゼロから作らせるより、たたき台を修正させるほうが工数が少ないためです。
毎月使う請求書や会報のように繰り返し使う書類では、初回2,000円・2回目以降1,000円といった設定をしている業者もあります。継続して頼む予定があるなら、確認する価値があります。
枚数制と時間制がある
料金の数え方には2種類あります。
| 方式 | 単価の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 枚数制 | 1枚2,000〜6,600円 | 完成形が決まっている |
| 時間制 | 5,500〜6,000円/時間 | 編集・集計など量が読めない |
「既存のExcelを整理してほしい」といった作業は、枚数で数えられません。この場合は時間制になります。
どちらで見積が出ているかを確認してください。時間制の場合、上限時間を決めておかないと費用が読めません。
依頼先は3種類ある
価格帯と向き不向きが違います。
| 依頼先 | 価格帯 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 書類作成の専門業者 | 1枚2,000〜6,600円 | 品質が安定。継続して頼む |
| フリーランス(クラウドソーシング) | 1件10,000円程度〜 | 単発。特殊なスキルが必要 |
| 事務代行サービス | 月額または時間制 | 継続的に量が発生する |
少量ならフリーランスが割高になることがある
クラウドソーシングでは、1件10,000円程度からのパッケージが中心です。
A4を1枚だけ作りたい場合、専門業者のほうが安く済みます。 逆に、マクロの作成や特殊なソフトの操作といった専門性が必要な作業では、フリーランスに適任者がいることがあります。
継続するなら事務代行
毎月一定量の書類作成が発生するなら、月額の事務代行を検討してください。都度発注の手間がなくなります。
まず1〜2か月、実際にどれくらいの量が発生するかを記録してください。 量が読めないまま月額契約を結ぶと、使い切れずに無駄が出ます。
頼めないものがある
料金表に載っていない制約があります。
多くの業者で、以下は対象外とされています。
- 文書校正(誤字脱字のチェック)
- 翻訳を含む作業
- 外字(特殊な漢字)への対応
- 日本語以外での作成
校正が含まれないことの意味
渡した原稿の誤字は、そのまま反映されます。
「入力を代行する」ことと「文章を正しくする」ことは別の作業です。校正をオプションとして受け付けている業者もありますが、標準では含まれないと考えてください。
原稿の内容の正しさは、依頼側の責任になります。 数値や固有名詞は、渡す前に確認してください。
判断が必要な作業は頼めない
「良い感じにまとめて」といった依頼は成立しません。何をどう書くかの判断は、依頼側が行う必要があります。
代行できるのは、決まったものを形にする作業です。
依頼前に準備すること
元データの整い方で、費用と納期が変わります。
用意しておくと効果が大きいのは以下です。
- 完成イメージの見本(過去に自社で作ったファイルを1つ)
- 入力する内容を1か所にまとめたもの(テキストや表計算)
- どこまでを任せるかの線引き(デザインまでか、入力だけか)
1が最も効きます。言葉で説明するより、見本を1つ渡すほうが確実です。 文体、項目の並び、表記のルールは、言葉で伝えきれません。
手書きの資料を渡す場合
手書きの原稿やPDFをデータ化する依頼も一般的です。この場合、以下を確認してください。
- 手書き文字が判読できる状態か
- 判読できない箇所をどう扱うか(確認するか、空欄にするか)
- 原本を郵送するのか、スキャンデータを送るのか
判読の確認が発生すると、そのやりとりで時間がかかります。 不明瞭な箇所には、あらかじめ注記を付けておくと進みが早くなります。
なお、外注できる書類の範囲については、資格者しか作成できない書類がある点にも注意が必要です。詳しくは書類作成代行の料金と依頼できない書類で扱っています。
当社も事務代行を提供する事業者として、依頼前のこうした整理をお願いしています。条件が固まっているほど、正確な見積をお出しできます。
参考
以下はすべて2026年9月2日に確認しました。料金は改定される場合があります。
- 料金の目安は、各社が公開している価格情報をもとにしています。実際の費用は依頼内容によって変わるため、個別にお見積りください
- Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint)の機能や対応形式については、Microsoft の公式情報をご確認ください
その業務、まるごと任せませんか
当社は月額16,000円(40時間分)からアウトソーシングをお引き受けしています。業界でも最安の水準です。
データ入力、経理仕訳、営業事務、動画編集など、事務からITまで幅広い業務に対応しています。初期費用は不要で、最短1週間から導入できます。
どこまで任せられるか分からない段階でもかまいません。まずはご相談ください。

