商品登録代行とは?料金相場と任せる範囲

商品登録代行とは、ECサイトに載せる商品情報(商品名・価格・画像・説明文)を、管理画面に登録する作業を外部に委託するサービスです。「どこまで頼むか」で、1商品あたり100〜1,500円と単価が大きく変わります。まず自社が用意するもの(素材・画像・訴求ポイント)を決めるのが出発点です。この記事は、商品登録と画像加工の範囲を扱います。作業レベルの決め方、料金相場、受注入力や運営との境界を、登録作業が負担なEC事業者の視点で整理します。
「どこまで頼むか」で料金は段違い。まず作業レベルを決める
商品登録代行は「どこまで頼むか」で、1商品100〜1,500円と単価が段違いになります(各社の相場情報、2026年9月時点)。同じ「登録」でも、頼む範囲で費用が10倍以上変わります。
まず作業レベルを決めます。 自社が用意するもの(素材情報・画像・訴求ポイント)が揃っているほど、単価は下がります。
| 作業レベル | 含む作業 | 1商品の目安 | 自社が用意するもの |
|---|---|---|---|
| データ流し込み | CSVから登録(画像加工なし) | 100〜200円 | 完成したCSV・画像 |
| 標準 | 説明文のリライト・簡単な装飾 | 300〜600円 | 素材情報・画像 |
| フル対応 | 画像加工・説明文の作成まで | 800〜1,500円 | 訴求ポイント・素材 |
素材が揃うほど安くなります。 逆に、画像も訴求も業者任せにするほど単価は上がります。
料金体系とモール別の費用感
料金は1商品単価のほか、時間制・人月制・月額固定があり、複数モールに出す場合は割引が効きます。自社の登録数と変動で選びます。
| 料金体系 | 目安 | 向いている依頼 |
|---|---|---|
| 1商品単価 | 100〜1,500円/商品 | 数が読める・単発 |
| 時間制 | 1,500〜3,000円/時 | 内容や量が読めない作業 |
| 人月制 | 20〜35万円/月 | 継続・大量の登録 |
| 月額固定 | 5〜20万円(月◯件まで) | 毎月ほぼ一定量 |
楽天やAmazonなど複数のモールに同じ商品を出す場合、2モール目以降はデータ流用割引が効き、1.5〜2倍程度に収まるのが一般的です。登録数が読めるなら月額固定、変動が大きいなら単価制が向きます。
素材を用意せずにフル対応で依頼すると、費用も納期も膨らみます。 画像や訴求ポイントが決まらないまま任せると、確認と差し戻しが増えるためです。作業レベルと素材を先に決めることが、結果的に安くつきます。
商品登録・受注入力・EC運営の境界
商品登録代行に頼めるのは「商品を載せる作業」で、注文処理や広告運用は別の代行の範囲です。どこに頼むかを先に分けると、迷いません。
| 業務 | 主な作業 | 頼む先 |
|---|---|---|
| 商品登録 | 商品情報の入力・画像加工・説明文 | 商品登録代行(本記事) |
| 受注入力 | 注文の受付・基幹システムへの入力 | 受注代行 |
| 広告・カスタマーサポート | 広告運用・問い合わせ対応 | EC運営代行 |
注文を受けて入力する作業は受注代行の範囲です。詳しくは受注代行で扱っています。広告運用やCSまで含むのはEC運営代行で、本記事の商品登録とは別です。税務申告のような資格が要る業務は外注できません。線引きはBPOとはで解説しています。
失敗しない商品登録代行の進め方
商品登録代行を成功させる鍵は、作業レベルと素材を先に決めることです。以下の順で準備すると、単価も納期も安定します。
- どの作業レベルまで頼むかを決める
- 素材(商品情報・画像・訴求ポイント)を用意する
- 登録項目と、避けたい表記のNG例をルール化する
- 少数の商品で試して、仕上がりを確認する
- 問題なければ、登録数とモールを広げる
素材と訴求を用意することが、単価を抑える近道です。登録項目のルールが曖昧だと、表記ゆれや誤登録の修正が増えます。少数の商品で試すと、仕上がりと相性を無理なく確かめられます。
なお、商品説明文は景品表示法の対象です。作成を外注する場合も、事実と異なる誇大な表示は避けます(消費者庁)。表示の最終責任は出品者にあることを前提にします。
依頼先の選び方と、相談の始め方
依頼先は「対応モールと作業範囲」「登録数への対応」「情報の扱い」の3点で選べば十分です。料金だけで選ばないことが大切です。
| 見る観点 | 確認するポイント |
|---|---|
| 対応モールと範囲 | 使うモールに対応し、必要な作業レベルまで頼めるか |
| 登録数への対応 | 登録数や繁忙期の増加に対応できるか |
| 情報の扱い | 商品情報・画像の受け渡しと管理の体制があるか |
対応モールと作業範囲、そして商品情報の扱いは、契約前に必ず確認します。当社もECサイトの作成・運用を受託しており、商品登録や画像加工を扱える範囲として、作業レベルと素材の切り分けは運用上の前提にしています。
事務作業全般の考え方は事務代行とは、外注で工数を減らす判断はバックオフィス効率化でも扱っています。
参考
- @SOHO「商品登録代行の費用相場」(確認日 2026-09-14)
- https://atsoho.com/blog/mall-product-registration-cost
- HELP YOU「ECサイトの商品登録代行・費用相場と選び方」(確認日 2026-09-14)
- https://help-you.me/blog/syohintouroku-daikou/
- グロップ「ネットショップの商品登録代行」(確認日 2026-09-14)
- https://www.grop.co.jp/outsourcingpro/product-registration/
- 消費者庁「景品表示法」(商品の表示は不当表示の禁止の対象。確認日 2026-09-14)
- https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/
- 税務申告など資格が要る業務は外注できない(税理士法ほか)。詳細は当社「BPOとは」参照
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